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「結婚しなくていいですか。」 かなり売れてるみたい?

益田ミリ「結婚しなくて

益田ミリというマンガ家――僕は知りませんでしたが、むしろイラストレータぽい絵かも――の、
「結婚しなくていいですか。」という本を読んでみた。

香山リカが帯で、ワーンと声を出して泣いてしまったというようなことを書いてある。
だから買ったのではないけれども…。
むしろ、シンプルな表紙と、軽いけどひっかかるタイトルになんとなくピンと来て手に取った。

「猫村さん」もそうだけど、
マンガ雑誌連載→単行本というルートからは絶対出てこないタイプのマンガ作品が、
時々ひょういっと出てくる。

日本マンガの傾向としての特徴は”過剰さ”だと、いつも言われるけれど、
この本みたいに”例外”ルートから出てくる作品は、
”過剰さ”とは別なところに位置することが多い、かもしれない。

この益田ミリも、拍子抜けするほど絵柄がシンプルだ。
三十路の独身女性の日常を描く、それだけといえばそれだけのストーリー。
エピソードとは言えないほど薄~いエピソードも、日常ってこんなもの、という気にさせる。

たぶん普通のマンガ雑誌に連載されたら、数々の濃い素材の合間に埋もれて
目立たなくなってしまうだろう。
それほど、一見情報量が少ない。

ところが、読んでみると、なぜだか徐々に引き付けられていく。

カフェの店長として働くすーちゃんの地味な日常。
将来への漠然とした不安。このまま今の仕事を続けていったら、老後どうなるのか?
自分に起死回生の出会いがあるのか。
あるかも知れないけれど、そんなことばかり考えているわけにもいかない。

もうひとり、実家に住みながら働いている同世代の友達も出てくる。
こちらはこちらで、またちょっと違う悩みを抱えている。

二人とも、まじめに淡々と生きているけど、
ちょっと孤独で、ちょっとさみしい。
でもねー、それが独身だから、ということではないのだよ。
そんな単純なことじゃない。
夢や期待も無い訳じゃぁないが、現実の毎日がまず目の前にある。
生きていかないと。

僕は男だし、世代も立場も違うのだけれど、
ごく普通に働いて自活して生きている人の気持ちとして、
共感できるところがあちこちにある。

もしも、さらに立場がいろいろと近い読者なら、
ちょっとしたところまでもうもう共感しまくりで、
香山リカのように「号泣」ということもあるんだろうな。

と思って一週間後、同じ本屋にたまたま寄ったら、
ものすごい高さでこの本が平積みされていた。
もちろん女性マンガのコーナーに…。
う、売れてるみたい…。

普通の人の気持ちを代弁するマンガ。
重要だよね。
他の世代や他のジェンダーの、そういう作品も欲しいような気がする。

蛇足。
政治家にはこの本を読め!と言っておきたい。
特に、二世三世のお坊ちゃま議員は、100回読め!
読んでもそもそも理解力がないかもしらんが。
ああ本当に蛇足だ…。
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