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韓国ソウルでNANAなのだ

ちょいと訳あって、ソウルに来ています。韓国のインディベンデント・メディアの視察、取材と、交流をかねて旅をしています。彼らの関係者に泊めてもらったゲストハウスにはいっぱいマンガがあり、日本のマンガの率も相当高かったです。で、床に転がっている「NANA」発見。アジアのあちこちで、翻訳モノの日本マンガを見つけることは、もう珍しくなくなりましたよね。オノナツメの数ヶ月前の作品なんかも、もう出ていて、ちょい...

おっさん二人組みにやられました~DUB YOU CRAZY

このごろ仕事系のことばかりに時間を使っていて、うるおいがなくなっていたので、行ってきました、デニス・ボーヴェル&マッド・プロフェッサー@Fillmore North。楽しかった~。黒人のおっさん二人組みによる、Dub you crazyな夜。だぶだぶのダブ、真っ盛りの夜でした。ディレイとリバーブかけすぎだっつうのの、やり過ぎ音楽なんだけども、それがダブ。クールなダブも好きだけど、ライブだとやっぱり張り切っちゃうんだねぇ。おっ...

スプラッターというんでしょうね、このジャンル「片腕マシンガール」

井口監督の名前は、特殊サブカル映画界の鬼才として名前だけ知っていた。映画を見たことはなかった。もちろん顔も知らなかった。この映画の宣伝をATTICスタッフ・ぎりぎりsoul小野さんが、いろいろ作っているのを見ているうちに、(特に壁新聞、とは言わないか、壁に貼ってある手作りの)ポスターを見ていて、ある日、気がついた。「なんか丸顔の、妙にカワイイこの男の人、見たことあるな…。誰だったっけ。う~~~ん。―...

「私という猫」~Someone's says dat "I am A cat"

志村貴子が推薦の帯で、「猫嫌いな人にも読んで欲しい猫漫画です」と書いてあったので、買ってしまった。(志村貴子の絵の、すっきり具合とニュアンスたっぷり具合が好き。すごいと思う。)で、このマンガはまたタイプの全然違う作風の人(イシデ電)の作品で、線は太く力強く、大胆に一気に書いている感じで、画面もけっこう黒っぽい。読んでみてどうかというと、ん~、たしかに悪くはない。飼い猫ではなく、野良猫の生態、という...

「深夜食堂」 劣化コピーのジャンクな感動?

「深夜食堂」というマンガがある。”食べ物に癒される系”の内容なのだけれど、好きな人、いるのかな(まあ、いるんだろうな)。先に書いておくけど実は、僕はこのマンガ、あんまり好きじゃない。酒場の片隅に、吹き溜まりのように集まってくる人々。求めるのは空腹を満たすちょっとしたご飯。でも、決してデラックスな料理ではなく、ごくごく簡単な日常のメニューでいい。むしろ、昭和を思い出すような、清貧さ漂うメニュー。そう、...

「結婚しなくていいですか。」 かなり売れてるみたい?

益田ミリというマンガ家――僕は知りませんでしたが、むしろイラストレータぽい絵かも――の、「結婚しなくていいですか。」という本を読んでみた。香山リカが帯で、ワーンと声を出して泣いてしまったというようなことを書いてある。だから買ったのではないけれども…。むしろ、シンプルな表紙と、軽いけどひっかかるタイトルになんとなくピンと来て手に取った。「猫村さん」もそうだけど、マンガ雑誌連載→単行本というルートからは絶対...

西岡兄妹「救済の日」の、単行本に解説を書かせていただきました。

西岡兄妹「救済の日」という作品が、もうすぐ単行本化されますが、その解説を書かせてもらいました。書きたいことは確実にあったのですが、いや、ちょっと苦労しました。実は数日間、家にこもってたのでATTICにも顔出してません。すいません。この作品は、いつもにもまして強烈な、世界への皮肉に満ち満ちていて、しかもよく考えるとほとんどバカみたいに滑稽、という相反する側面を持っているんですが、今回はある意味で確信...

時々、ちょこっとマンガについて文章を書いてます。

ATTIC代表の阿部です。いろいろ変なことをやってるオヤジなのですが、マンガ評論も時々やっています。北海道新聞には長らく、最近はポツリポツリと、書かせていただいてますが、まあ全体に、カルト系マンガといいますか、マニアック系(と言っても種類あるけどね)の作品ばかり取り上げている、というのが正直な立ち位置かな?今年50歳になりましたよ。ん~~自分でもびっくり、半世紀!なげーよ。マンガの評論の世界も、徐々...

「ケケカカ物語 とり小僧 ~陽気幽平experience」あまりに体の奥底にあるので、自分でさえ忘れていた感覚を思い出す(2008.03.27記)

旧ブログからの引越し(その3)です。またまた長いよ。「ケケカカ物語 とり小僧 ~陽気幽平experience」 今年は”劇画”という言葉が世に出て、50周年になる年らしい。今出ている「AX(アックス)」に、その特集が載っている。辰巳ヨシヒロと松本正彦の対談(なんと2000年に収録したものが、諸般の事情で今回発表!なんだそうだ)が、たっぷりゆったりしていて興味深く楽しい。当時の貸本劇画界の、ある意味いい加減で、しかし...

「コンビニDMZ」”戦場にコンビニ”という歪んだ設定にねじれたリアリティーがある?(2008.01.08記)

旧ブログからの引越し(その2)です。これまた、長いよ。「コンビニDMZ」、竿尾悟(さお・さとる)著 もしも、戦場の、ど真中にコンビニがあったら???――このマンガは、そのワン・アイデアのみで成立した、どこまでも馬鹿馬鹿しいギャグマンガだ(言うまでもなく”馬鹿馬鹿しい”は、ギャグマンガの褒め言葉の一つ)。え?…ありえない設定だ?そう。あ・り・え・な・い・から、マンガに成る。↓続き...

「帽子の下の煙」”出会う”ということの希有さと不思議さ(2007.12.06記)

旧ブログからの引越し(その1)です。長いよ。「帽子の下の煙」ウィスット・ポンニミット著 タイ人のマンガ家、ウィスット・ポンニミット。すでに数冊の単行本が出ているし、目立たないけれど雑誌連載もあるので、昔より知っている人は増えただろう。ファンの方、居ますか? 日本デビューはたしか3年前くらいだったと思う(「エブリィバディエブリィシング」)。子供が自由自在に描いたような素朴極まりない絵柄で、一見へたく...
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